先日、コレド室町テラスをぶらぶらと歩いていたときに、誠品生活日本橋の中にある「養生市集」という新しいスペースを発見しました。「養生」という言葉に惹かれて足を向けてみると、そこは心と身体を整えることをテーマにしたセルフケアアイテムの宝庫でした。
セルフケアに対する価値観の変化
最近、特に30代に入ってから、スキンケアに対する考え方が大きく変わってきました。以前は「とりあえず化粧水と乳液があればいいか」という適当なスタンスでしたが、今は自分の肌と向き合い、本当に必要なケアを見極めたいと思うようになっています。
忙しい毎日の中で、どうしても自分のことは後回しになりがちですが、鏡を見るたびに「疲れているな」と感じることが増えて、何かを変えなければという気持ちが芽生えていました。そんなタイミングで出会ったのが、silksoda.という炭酸パックでした。
炭酸ケアブームの背景にあるもの
炭酸を使った美容法は、ここ数年でかなり身近になりましたよね。炭酸水を飲むことが健康に良いとされることから始まり、今では炭酸シャンプーや炭酸パックなど、外側からのケアにも注目が集まっています。
私自身、炭酸のシュワシュワとした感覚が好きで、入浴剤でも炭酸系のものをよく選んでいました。でも、顔に使える炭酸パックはまだ試したことがありませんでした。なんとなく「混ぜるのが面倒そう」「準備が大変そう」というイメージがあったからです。
ワンハンドで使える手軽さの魅力
silksoda.の炭酸パックを見て最初に驚いたのは、その手軽さでした。薄いカード式のパウチになっていて、片手でパキッと割るだけでジェルが出てくるという仕組み。混ぜる必要もなく、すぐに顔に塗れるなんて、まさに現代人のライフスタイルに合った設計だと感じました。
忙しい平日の夜でも、お風呂上がりの5分から10分があれば使えるというのは本当にありがたいです。スキンケアって、手間がかかりすぎると続かないものですが、これなら習慣として取り入れやすそうだと思いました。
香りがもたらすリラックス効果
もう一つ印象的だったのが、「Komorebiの香り」という表現です。木漏れ日をイメージした香りって、一体どんな匂いなのでしょうか。想像するだけで、森林浴をしているような穏やかな気持ちになります。
最近、アロマテラピーやエッセンシャルオイルの効果について学ぶ機会があったのですが、香りが心理状態に与える影響は本当に大きいんですね。特に精油を使った自然な香りは、合成香料とは違って、深くリラックスできる感覚があります。
スキンケアの時間を、単なる美容のためのルーティンではなく、心を整える時間として位置づけることで、毎日の生活にちょっとした贅沢感を加えることができそうです。
誠品生活日本橋という空間の魅力
養生市集が入っている誠品生活日本橋自体も、とても興味深い空間でした。台湾発の誠品書店が手がけるライフスタイル提案の場として、書籍だけでなく、厳選された雑貨やケアアイテムが並んでいます。
日本橋という伝統的な街に、アジアの新しい感性が融合した空間があるというのも、現代の東京らしい魅力だと感じます。平日は夜8時まで、週末は朝10時から開いているので、仕事帰りにふらっと立ち寄ることもできるのが嬉しいポイントです。
自分らしいセルフケアの見つけ方
silksoda.のブランドメッセージにある「シルクのように繊細で尊い心と体を持つあなたのため」という言葉が心に残りました。私たちはつい、自分に厳しくなりがちですが、本当は自分自身をもっと大切に扱っても良いのかもしれません。
セルフケアというと、どうしても「美容のため」「アンチエイジングのため」という目的が先に来てしまいますが、実は「今の自分を労わるため」「明日への活力を得るため」という視点も大切なのではないでしょうか。
新しい習慣への期待
炭酸パックを定期的に使うことで、肌の変化だけでなく、自分と向き合う時間を持つ習慣も身につけられそうです。週に2回、パックをしながら10分間だけでも、その日の疲れをリセットし、明日への準備をする時間として使えたら素敵だなと思います。
価格も2枚入りで2,750円、4枚入りで4,840円と、特別なご褒美としては手の届く価格帯です。月に一度の自分へのプチ贅沢として、継続していけそうな金額設定だと感じました。
まとめ
日本橋という歴史ある街で、現代的なセルフケアアイテムに出会えたことは、なんだか運命的な感じがします。忙しい日常の中で、ほんの少しでも自分を大切にする時間を作ることの大切さを改めて感じさせてくれた出会いでした。今度、実際に試してみて、その使い心地をまた皆さんにお伝えできればと思います。